Skip to main content

琵琶湖の畔のコンサートホールでの経験は想像をはるかに超え、想像すらもできない巨大なスケールの演奏に驚き、戸惑い、胸まで苦しく痛みはじめ、大変驚きました。歴史以前の人のいのちを体験させて戴き、いかに生命はその時代時代に作られた価値観や規則等によって縛られ、歪められてきたかが見えるようにわかり、最後は大宇宙に浮遊する体感となり、何の縛りもなく、作られた型もとれ、人のいのちになっていました。これからです。また、今まで苦手だったことは本当は飛躍するチャンスであったと気づき、苦笑よりなくなりました。過去に経験したことのない未知なる経験をする時は最高のチャンスであるのに、恐怖を感じ、自分を抑え込んできた数々の瞬間が蘇りました。これも時代時代に作られた価値や規範により恐怖を感じるのでした。人類史を遡り、地球、宇宙の生まれる前の前、更に前まで探求され、答えを見出した、いだきしん先生だからこそ、表現できるとてつもない演奏でした。そえ故に私たちは歴史以前の人のいのちを取り戻すことができたのです。とてつもない経験です。この経験をどのように表現していきましょうか。今の時代に生命ある方々には共にご経験頂きたいと心より望みます。明日は迎賓館コンサートです。毎日がとてつもない経験の連続です。ありがとうございます。

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 中ホールにて