詩人。高麗恵子は幼い頃より父から高句麗王直系子孫であることを聞き、育つ。王の持つ自然、大地、宇宙、未来からメッセージを受ける感性をそのまま継承し、幼い頃より花や木々と対話し、世界の平和を祈り続ける日々を過ごして来ました。NPO高麗の名前の由来でもある「高麗」は、高句麗の建国(BC1世紀)の精神「天の美、理想を地上に顕わす」を意味します。 しかし高句麗の歴史が閉じられた(AD7世紀)悲しみ、苦しみも体内に継承され、体を傷つけ、24才の時に絶望の内に精神的、肉体的にもどん底を経験しますがいだきしん (斎藤忠光)との運命的な出会いにより、生命の内に受け継がれてきた高句麗の歴史が運命となっていることを解明、開放される経験により、生命助かりました。 この時の奇跡的な経験をもとに、 肉体の内面で起こっていることが生き方の中心を占めていることを理解し、世界全体の中で自らの生きていく方向を見出しました。世界中の人々との人間的理解に基づいた交流から新しい平和な社会づくりを行うとの視点から自らの素質を普遍的なものへと高め、アーティストいだきしんと共に平和をテーマとする様々な芸術活動、NPO活動を行っています。近年では毎年数か月間は海外各地を訪問し各国の歴史、文化、自然の豊かさを即興詩で表わす作詩活動とそれを舞台でも表現しています。過去、現在、未来をつなぐ壮大な作品としてLegends of Koguryo Rediscovered「高句麗伝説」と呼ばれるそのパフォーマンスは、海外では2005年に初めてレバノンにて開催し、2006年ブルガリア、2007年の海外ツアー(シリア、ブルガリア、ルーマニア、マケドニア、ヨルダン、中国の紫禁城)にて100回を超える開催となりました。2008年にはアルメニアにて、2009年はイスラム教国家であるイランにて革命後初となりました女性の舞台に男性が共に参加出来た「高句麗伝説」コンサートを開催し、再びレバノン、そしてロシア、2010年にはグルジア、アゼルバイジャンにて開催しました。2011年は東日本大震災の復興支援活動の為に海外コンサートは休止し、日本にてチャリティーコンサートを継続的に開催しました。被災地の子供達に独自のマーブリングにより一枚一枚染めたTシャツを送っています。2012年はインドにて開催。2013年再びインド・グジャラにて開催し、2024年3月現在までに269回の開催となっています。

2006年よりその芸術空間世界をオブジェとドローイングを組み合わせたユニークなタペストリー作品としても発表し、舞台、出版とともに立体的な表現を行っています。Keiko Koma作品展は2008年ベイルートのユネスコパレス、2019年フランス・パリ、2020年スペイン・マドリードにて開催されました。ロシア、ウラジオストクにて高麗恵子ギャラリーを2019年11月にプレオープン、2020年1月にオープンし、コロナ禍の為閉店となりkました。2021年レバノンにありますシリア、パレスチナ難民支援のため、高麗恵子が染めたマーブリングTシャツ他支援物資を寄付しました。

役職:ティール市(レバノン)永久名誉市民、NPO高麗理事長、NPOいのち理事、株式会社いだき、株式会社ガイスト、有限会社高麗代表取締役社長。
著作:「出会い」、「八人の天女」、「本音で生きて下さい」、「高句麗伝説」、「本音で生きて下さい2:時の威力」、DVD付き詩集「麗花」、アラビア語詩集(レバノン)、「京の四季」詩集、「北の大地」詩集、シリア「高句麗伝説」詩集

活動実績:2024年3月まで、講演会1144回、「高句麗伝説」269回などに出演。また、現在までに国内や海外で1536回 (2024年3月現在)のいだきしんコンサート(「高句麗伝説」、「大地の声」のいだきしん出演分を含む)をプロデュース。

高麗恵子講演会

「本音で生きて下さい」

To be with all your soul

先祖高句麗発祥の地を初めて訪ねたのは、1998年5月です。大地は女の悲しみに満ち、女が子を産む喜びが悲しみとなり身についてしまう人間の生き方は悲しい、と涙する時、「先を創る事が愛」と聞こえます。悲しみの地から皆が元気に活気にあふれ生きていける世界を創ろうと、高句麗が建国された事を発祥の地に立ち、生命でわかりました。
高句麗の地を訪ねた後、父母が亡くなりました。「土地や財産を残してはならぬ。それらはいつかはなくなるものであり、なくならない精神を残す」との父の遺志を受け、NPO高麗を設立しました。
国の柱は精神であります。世界各地をまわり、世界の平和を実現していく為のコンサート活動をしてきました。精神立つ地は豊かな文化があり、心豊かに暮らしています。争いが絶えず、過酷な地であっても精神立つ地は滅ぶ事はないと大地は伝えてくれます。精神が国の柱であり、人間の生命の柱であるとわかります。柱である精神が失われている日本は亡国の危機にあると海外に行く度に日本の未来を憂える声を聞きます。「精神失う時国は滅ぶとは歴史が教えることである」とおっしゃり、 精神、魂失われた日本を案じておられます。
2011年3月11日に東日本大震災が起こった時、初めて日本の危機を生命で感じ、本気で国創りを考え始めました。NPO高麗の活動主旨であります「一人一人が真の自分を活かし、輝き生きられる社会は平和な世界」を実現していくことが解決への道と行き着きます。争いが絶えない中東の地へと導かれ、訪ねる事が多くなった私は、争いが絶えない地にて「何をもって平和を実現すると言うのか」とは常に尋ねられる事であります。ある時、レバノンにてテレビの生番組にていきなり質問されました。瞬間、「戦争を一刻も早くなくする事は全人類の望みであり、取り組むべきことです」と答え、続いてNPO高麗の活動主旨をお話させて戴きました。日本は現在は戦争はありませんが、日本人一人一人が幸せに生きているかと言えば、そうではないことを痛い程知っています。自分の気持ちを押し殺し、世間の目を気にし、体を痛めている姿を沢山見てきました私は、一人一人が真の自分を活かす時に健康で生き、幸せに生きていけることも経験し、わかりました。人間は内的環境が外的環境を作ります。一人一人が真の自分を活かし、実現出来る環境は平和となっていることを自分の人生で経験してきました。良い国も世界の平和も一人一人の内的環境が真と愛に満ちていれば自ずと取り巻く環境は真と愛が実現出来る環境となり、平和な世界が作られると見えるのです。世界各地をまわり、何処の国へ行っても、争いが絶えず、問題、課題が山積する世界は、外的環境からは変えられず、一人一人の人間の内的環境から変わる事が根源解決であるとは世界共通認識となっていることを知りました。故に私は内的環境を変え得る、いだきしん先生のコンサート開催をご提案させて戴き、実現してきました。コンサート後は、政府を代表し、愛に満ちた内面からは、未来に必要な良い物作り、仕事、社会を作っていけると喜び、感謝の意を表して下さいました。
東日本大震災が起こり、東北の復興なくして日本の未来はないと見え、ここに人生賭けると生まれた本音を実行し、東北に拠点を作り、活動しています。阪神大震災で被災した私は、何時何処で地震が起きてもおかしくない地震国である日本列島で生きる上で何より生命感覚を養う事が必要であると痛感し、いだきしん先生のチャリティーコンサートを開催してきました。最近では日本各地でも大地震が起こり、益々今後何処で起こったとしても生き延びていけるようにと考える時、国創りよりないとの気持ちが生まれます。何がなくてももう一度立ち上がる気力、物事をやり切る精神力、意志があれば、生きていけると行き着いたのです。そして本音は生命の声であり生命のはたらきとわかり本音で生きてきました。本音で生きる時、生命のはたらきを学びます。生命はどんな生命も次の生命が生きていけるようにはたらいている生命の法則に目覚めました。次世代が生きていけるようにはたらくことは生命の法則です。未来に人間が人間とし生きていける良い国を作っていくことは今を生きる私達の内面が愛に満ち、生まれる本音を実現してこそ作られるのです。
本音で生きる時、人間とは何かもわかり、人間は年々豊かに輝き生きていける事も自然の生命から学び、身に付いてきました。人間とし最も幸せを感じ、喜びあふれる人生です。たった一度の人生が何度も生まれ変わったように豊かに生きる意味が深まる人生を生きています。
本音で生きる人生を語らせて戴きます。皆様の本音との出会いが起こりますように…。本音で生きてこそ真に生きる意味に目覚め、真の人生は始まります。お会い出来ます事を心より楽しみにお待ちしています。ありがとうございます。

高麗恵子 講演会スケジュール

2024年4月10日(水)
仙台「高麗屋」
2024年4月22日(月)
いだき京都事務所
2024年4月27日(土)
高麗恵子スカイロケットセンター KEIKO KOMA スタジオ(表参道)