イラン、テヘランにあるサーダバ宮殿での、いだきしん先生の2日目のコンサートの日となりました。
日本からのお客様も、無事に飛行機が飛び、テヘランに到着する事が出来ました。安心しました。やはり、日本からのお客様も交じわり、現地イランでのお客様とひとつになってコンサートを聞けます事は、嬉しい事です。沢山の人と感動と喜びを共にし、心が通い合う経験は、何より生きる力となります。始まる前から嬉しくて、本番を待ちました。昨日の様に、寒さに凍える事はしない様にと、今日は暖かい衣類も用意し、万全にと臨みました。いだきしん先生は、寒いのでアップテンポのリズムの演奏をして下さったのです。そのリズムとテンポに合わせていると、体が温かくなっていくのです。2日目のコンサートは寒さ知らずで、いだきしん先生の音とひとつである体のリズムも分かり、とても心地良く、楽しいコンサートとなりました。生命の音やリズムが取り戻されていく感覚がとても心地良く、自由を感じました。最後に、スクリーンに五女山が映し出された時は、大変感動しました。私は、日本語で「五女山、五女山」と叫びました。すると、日本語が分からないガジ教授やネメさん、イランの人が一緒に感動し、喜んでいたのです。五女山という言葉を喜んでいたのではなく、いだきしん先生のコンサートを喜んでいたのだと分かりますが、私は「皆で五女山へ行こう」と叫ぶと、皆、言葉が通じたかの様に「五女山へ向かっていこう」と言っている表情に見えたのです。大感動と大拍手で2日目の、いだきしん先生のコンサートが終わりました。コンサートを開催する事は、何よりの喜びです。コンサートで経験する感動、喜び、全ての人とひとつになっていける感覚は、生きる力であり、希望となります。この経験を世界中の人と一緒に出来れば、間違いなく世界は平和になると、生命の中心に確かな感覚を感じるのです。この様な感覚を、もっと言葉によって表現出来ればいいと、常に願っています。コンサートで、感動の嵐が吹き荒れる時に、この感動をどの様に表現したらいいのかと考え、言葉では表現出来ないと感じ、やはり、コンサートに沢山の方々にご参加頂き、共に経験したいと心から望みます。世界中でコンサートを開催し、民族が違い、国が違っても、感動を共に出来れば世界は良くなると、いつも感じています。音楽が禁止されているイランにて、ペルセポリスとサーダバ宮殿で2回開催出来ました事は奇跡です。奇跡が3回も起こった事に、夢を見ている様な感覚がありながら、ペルシャの歴史が解放され、共に未来を創っていく働きをしてくれている様に感じます。