春の日差しのような暖かい日となりました。東京です。風も春風のようでときめきが生まれます。「高麗さん」と呼ぶ声が明るく、春のようで心ときめきながら「はい」と返事をしました。いだきしん先生の娘さんが声をかけてくれたのです。新しい時代が始まり新しい世界が拓かれたことを、そのお声とお姿から感じました。まるで生まれたての赤子のように初々しく柔らかく、光の玉のように可愛い存在でした。生命は繋がっていて、空間が変わると同時に皆が変わっていけるのだと感じる希望ある瞬間でした。年末年始の京都、比叡山での活動がどれだけのことであったか、新しく拓かれた空間からよく分かります。時代はひっくり返ったと感じています。裏が表にひっくり返り、作られた世界は崩壊しています。真現れば作り物は崩壊します。今がその時と感じ、真を表すことに尽くすことが必要と感じています。1月11日の「高句麗伝説」に向かい、いだきしん先生が音作りをされております。すでに「高句麗伝説」は始まりました。歴史や先祖の代表とし、一席に身を置けますことは、これ以上の光栄なことはないと感じます。私は舞台にて詩を詠ませて戴きますので、これ以上の光栄なことはないとは生命をもって感じ、感謝に震えます。即興詩を詠めますように、内面清め美しく、人間とし偽りなく生きていくことに努める日々であります。愛に満ちる時が来ました。愛があれば人間は人間になれ、気持ちを表していけます。全ての人の生命が健やかに生きていける、愛に満ちる世界が創られることを願い、はたらいていくことは幸せです。ありがとうございます。
六本木/KEIKO KOMA ギャラリーにて