Skip to main content

 今日は、比叡山のお茶室をひらき、3年ぶりのお茶会を開催しました。コロナ禍であったので、開催できずにいましたが、こんなにも幸せで素敵な催しであることを改めて経験させて戴き、感謝にあふれます。お茶室に入った瞬間、宇宙空間に身を置いたように身が軽く、心は大宇宙とひとつにつながり心地よいです。平穏で静かで、どこまでもつながっているように広い世界を感じ、人間であることに感謝あふれます。このような経験ができる人生は最高に幸せと感じます。いだきしん先生がお茶会の為に特別に焙煎してくださったコーヒーを高麗流で淹れさせて戴くのですが、これ以上の美味しさはないと感じる程美味しいのです。今日はひと口頂いた瞬間、宇宙が身の内に入ってきたようで、一瞬にし無限な世界に通じる広い心を感じ、至福感に包まれました。胸の内に光の雫が注がれたように見え、感じることもでき、美しい光の雫が胸一杯に広がり、やがて全身に広がり、生命は至福の喜びに包まれました。何て幸せなことかと感動します。窓からは山の風景が見えます。自然の山を庭とし眺めることができることも幸せを感じます。集う方々と喜び、幸せを分かち合えますことも幸せです。戦争が起こっている今、喜び、幸せの波が世界に伝播し、一刻も早く戦争が終わりますことを切に祈ります。日本のお茶室の文化は人間としての精神が養われる素晴らしい文化であると誇りを感じます。どのような時も美しい心で生き、美しく生きることが生きていく事と身に沁みわかります。日々美しく生きることに尽くします。美しい5月の風に吹かれ、自然の生命とひとつに過ごすことができましたお茶室での尊い時に心から感謝します。人生の喜びの時です。ありがとうございます。

比叡山/お茶室にて