比叡山から京都山越えの道を下りていく道中は、枯葉色に地面が染まり、枯葉色の空間に光が差し込みとても美しい風景です。季節の移り変わりを楽しみながら、枯葉の落ちる音、風が吹いて木の葉が揺れる音に心澄ます時、生きていることの感謝の気持ちが生まれます。大変しんどい状態でしたが、無事に「出会いの一日」を開催できましたこと、心より感謝申し上げます。今に必要なメッセージを届けてくれるコンサート上映会です。モスクワの「高句麗伝説」では最高に好きな演奏とリズム感、良い音に生命は躍動しながらも、ロシアやウクライナの状況を身に受けたと感じる重荷を感じ、とても苦しくなりました。抜け出し口は 遥か彼方です。ここでより人間は生きていけないことを、また生命に反する意識は自滅の道を辿ることが良く分かります。自己中心、自分勝手な人間は自滅すると、はっきりと見える今日此の頃です。大いなる存在受け容れる人間となれば、新しい世界、次元を創り出し、人類が生き延びる未来を創造していけます。「出会いの一日」ではその訓練をさせて戴いている気持ちでいます。「魂の語り」はいだきしん先生の音源を流し、見える映像を即座に言葉に表します。今日は対象化する意識も目に見えない世界を見る内面の目ですらも限界を感じていました。生まれるがままに表現できる時、生命は躍動しどんどん前へ向かっていきます。常に新しい挑戦ができ、成長できますことに感謝します。今日もこれからの生き方を語ることで分かる経験となりました。今この時に状況を変えたく、闇の世を何とか乗り越えたく、必死で「出会いの一日」を開催しています。自分勝手な意識が無くなれば、無限に注がれるはたらきかけを受けられますこと、「魂の語り」の時に経験させて戴きました。希望です。ありがとうございます。
京都府立文化芸術会館 ホールにて