8月6日、広島にて原爆投下された日、何年何十年経っても、黙祷を捧げる時、胸の奥から涙が込み上げます。今生きる私たちが、真の平和な世界を創っていかねば、犠牲になったたくさんの方々の魂は報われないことを身に沁みます。いだきしん先生のコンサートを初めて地方で開催したのは広島でした。原爆を投下された地は、光注がれ、癒されない限り、日本も世界も平和にはならないことを痛く感じていました。生まれて初めて広島の地に降り立った時、原爆の痛み悲しみは言葉を絶する程であり、言葉を失いました。体は腫れ上がり、40度の高熱が上がり続け、どれだけの悲しみがこの地にあることかと、言葉によっては表し尽くせぬ深い悲しみが身に刻まれました。いだきしん先生のコンサートの日、悲しみに光が差し込み、暗闇に光が生まれたのです。コンサートの後、広島の街を歩いた時、コンサート前は歩けぬ程全身が痛くなった地が歩けるようになっていたことには、大変驚き、喜び、感謝が生まれました。大地の痛み、悲しみ、苦しみが癒される時、その地を歩く人間も、生命も癒されていくことを経験しました。人間とし生まれ、過去の人の魂が報われることなくして、今生きる私たちの気持ちが活かされることはないとは、母が亡くなった日に生まれた気持ちです。今生きる私たちは、自分たちの気持ちを表して生きることは、過去に生きた人の気持ちも魂も報われる事とひとつです。そして、未来には人間が人間とし生きられる世界が拓かれます。 大切なこの日、心の底から平和を願い、実現に向かうと心に誓います。