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 東北に居ながらも世界を心に生き、考えていけることがありがたいです。内面は世界中の人とつながっていることをわかる人生は豊かで可能性に満ちています。どこに居ても世界中の人と内面は通じていけること、魂は伝播することを常に経験しています。今日は、東北センターにて、「東北と日本の未来を語る会」を開催させて戴きました。震災後からずっと開催し続け、まもなく10年目になります。今年は、「世界の未来を語る会」と感じ、臨ませて戴きました。今は、レバノンにあるパレスチア、シリアの難民キャンプに物資を送れるように取り組んでいます。日本に居ながらも世界のことは常に心にあります。先日三鷹でのいだきしん先生のコンサート会場に展示されていました、いだきしん先生が撮影されたシリアの写真に魅せられました。あまりに次元を超えた美しさに目を見張りました。このような場を壊すことは人間のすることではありません。古代より在り続ける美しい場は人間が守り続けていかねばならないと心に誓いました。写真に写る世界は、人間の美がそのまま現れ、私がレバノンにて出会った「美は永遠」とわかった地と同様に永遠なる美が輝いていました。美しいことが人間の本質であり原点であると改めてわかり、とても心満ちる時でした。美しい地に宿る魂が蘇ることを自然と祈っていました。祈る前にその現れを感じたのだと受け止めています。それが故に写真に魅せられた時から希望の光が見えるのです。きっと良くなると見えることが実現しますように、何処に居ても世界に伝播する内面で生きていきます。
 今日も盛岡の家の前に広がる風景は美しいです。美しい風景を眺めながら世界のことを考え、人間が人間とし生きていける世界を創ることを考え続けています。ここに導かれ、皆で囲炉裏を囲んでいるように集い、語り合い、共に活動できますことは幸せです。ありがとうございます。

盛岡/NPO高麗東北センターにて