夜空を見上げると
光と出会う
どこまでも深く透明な輝きを放つ月が
心に飛び込み
心の内に
月の輝き灯る
胸の内に流れる涙
この世は悲しく切ないと泣く魂
輝く月の光の向こうに感じる
恋しい存在
心通じ合えない悲しみ
心通じ合えないのに何故恋しいのか
元々ひとつであったことを知る魂

振り向くこともできず
暗闇の中を
荒野を歩く
流す涙は月夜の光を避け
闇に隠れ
密かに気持ちを隠し
押し込め
過去を葬り
何もなかったように作られた魂を胸に生きる
歪み
作り物によって固められ封じ込められた真の魂

防御とし作られた偽りの気持ちは
同じ偽りの気持ちと出会う時
壊れ去る
あらわる真の魂
出会い
ひとつ

山元町/結工房にて