ヒマラヤからニューデリーに戻りグジャラートへと向かいました。初めて降り立つ地です。マハトマ・ガンジーの故郷と聞いております。ニューデリーでガンジー博物館を訪れ大変感銘を受け、心から尊敬の意を表したい御方でありました。その御方の故郷に来れましたことをとても光栄に感じ、心から感謝します。
ニューデリーの「高句麗伝説」の時に製作を担当してくださった会社の社長さんはアマンビールさんという若い男性です。グジャラートではアマンビールさんのご家族にお会い致しました。お兄様、そしてお父様、お母様にお会いし夕食に招いて頂きました。
電気も何もない所で、一つの小屋のような所で皆で食事を頂きました。ベジタリアンと聞いておりましたので、私にはありがたいお料理でありました。何を頂いたかは申し訳ないことに覚えがないのです。ただその空気とお野菜ばかりで作られるインドのお料理が、全て初めての経験でしたので驚くことの連続だったのです。電気もない所で皆でお料理を頂くひと時は、とても温かくぬくもり溢れていました。温かいおもてなしを頂き本当にありがたい気持ちで一杯でした。翌日は私が望んでいましたインド綿とか、インドの工芸品を販売しているお店に連れて行って頂きました。工場にも連れて行って頂きたいとお願いしていました。