次はいよいよインド、ニューデリー、プラーナキラーでの「高句麗伝説」コンサートです。リハーサルの時にシンさんの奥様の養子となったヒマラヤの子供達が駆けつけて下さいました。
皆かわいい子達ばかりです。一番小さな子がまだ1歳にもなっていない子でした。私はその子を抱っこした時にその子から途轍もない重荷、暗さ、巨大な黒いエネルギーを身に受けたのです。一瞬気持ちが悪くなり倒れそうになった程です。こんな小さな赤ちゃんがこんなにも大変な重荷を背負って生きている事に涙が溢れました。その子はいだきしん先生に抱っこされ、全ての重荷を先生が引き受けて下さったという事がよく分かりました。初めて微笑んだのです。表情が全くなく、何かに怯えている赤ちゃんでした。いだきしん先生に抱かれてやっと安堵したのでしょう。真から任せられる大いなる懐に抱かれたのだと感じる生命となっていました。その後もう一度抱っこした時は、軽く空間とひとつである生命となっていました。涙が溢れます。子供背負いきれない重荷を背負い生まれてくる事は悲しい事です。その様な事がなくなる人間の社会を創り、子供に重荷を背負わせない人間の生き方を皆でしていきたいと心から望みます。