京都、八坂祇園ギャラリーから作品展が始まりました。私は、ちりめん生地に心模様を描きました。その心模様は魂の印と名付けました。きっと魂の印を見、魂出会う人がここに来て下さると感じました。私の心模様作品は内面の光景を表わしていますので、魂が動き、出会う方が必ずいらっしゃる事を、創り始めてから驚く程経験しています。心模様のタペストリーはじめ、心模様ブローチ、ペンダント、名刺ケース入れ、たくさんの心模様作品を1階から2階とあるギャラリーに展示しました。そしてゆっくりお話し出来る方には、アンドロメダエチオピアコーヒーのドリップコーヒーをお淹れし、お話をさせて戴きます。4月26日の京都コンサートホールでのいだきしん先生のコンサートをご紹介し、お勧めさせて戴いています。ここでどれだけの方が出会ったか知れません。皆様、突然飛び込んで来て、自分が何故ここに飛び込んで来たのか分からない表情で驚きながら作品をご覧になっていくのです。魂が動いてならないご様子です。そして、コンサートにご参加をお決め下さいます。沢山の方にコンサートにお越し頂きました。いだき講座に繋がった方も沢山いらっしゃいました。魂の表現は魂と出会うという事を経験しました。八坂祇園ギャラリーでの作品展は大成功と終わりました。毎日が出会いの驚きと感動で、大変エネルギッシュな空間と場になっていました。次は、御池ギャラリーでの作品展を開催しました。御池通りから入る道の奥にあるギャラリーでしたので、八坂の祇園ギャラリーの様に通りを歩く人が突然飛び込んで来るという動きはない場所でありましたが、静かに奥にある御池ギャラリーまで入って来て下さる方は、静かな魂の出会いが起こりました。ここでも沢山の方にお越し頂き、コンサートやいだき講座に繋がる方と出会いました。
そして、ボランティアの方々と一緒に一丸となって満席に向かう動きの中で、京都コンサートホールは完売となったのです。私はこの時、京都の宗教団体を担当させて戴きました。お寺や神社や宗教団体を回り、コンサートのご案内をさせて戴きました。初めて伺ったお寺では、コンサートの主旨をお話しさせて戴くとすぐにその場でチケットを2枚購入して下さいました。私の家は深大寺の檀家を務めていますので、そのお話をさせて戴くと、比叡山でのコンサートをやれるのではないかというお話もして下さいました。実現はしていませんが、何か先祖の魂の御縁で、色々な道が出来る事を感じ、とても嬉しく感じたのでした。京都の歴史を教えて下さる住職さんもいらっしゃいました。皆様、高句麗の事はご存知の方が多かったです。コンサートがあるので今までお会いしていない方にお会いし、道を創っていけます事はとても楽しく、普通の人生では経験出来ない事であるという事をいつも嬉しくありがたく感じています。人との出会いによって、人生は拓かれ道は作られます。コンサートがあるので、今まで全く知らない方にも会いに行けるのです。そして最も本質的なお話をさせて戴ける機会は、生きている喜びです。京都コンサートホール完売となり、大変ありがたい気持ちで当日を迎えました。まず第一歩は成功しました。
京都コンサートホールでのコンサートに向かい、ギャラリーで作品展を開催しながら色々な所にも行って来ました。「2008年5月京都から始まりました」と生まれた作品展開催中も、大沢池に行き魂の詩を書いたのです。この詩は、京都での「高句麗伝説」の時にはいつも詠ませて戴いてきました。「姫よ、私の声が聞こえませんか」という詩です。京都の地にてこの様に私に語りかける魂がいる事がとても驚きでした。が、京都での大地の声を聞く時に、古の都の礎を創った祖先の魂を確かに感じるのです。それまで知らない事を知る事が出来、先祖の生きてきた道を知る事が出来る事は私には喜びでした。京都の街を歩いて、私に語りかけてくれる魂の声を詩に書ければ、私はとても嬉しく、なるべく京都を十代の時の様に歩く様になったのです。ちょうど桜が咲く頃は嵐山へも行っていました。人が沢山いて静かに桜の花を楽しめる雰囲気ではありませんでしたが、桜の花を楽しめる自分になれた事がとても嬉しい事でした。