Skip to main content

 盛岡の街の中でひときわ趣が違う大変美しい目立つ建物が、この度作品展を開催させて戴く、岩手銀行赤レンガ館です。バラ園のバラも美しく出迎えてくれました。吹き抜けの天井が高い、大きな素敵なお部屋で反物が上から降りてくると圧巻です。とても美しい光景です。作品ひとつひとつも生き輝き、大変尊いことがその存在から伝わってくるのです。ものには置き場所があることを学びました。置き場所が決まれば存在現れ、輝くのです。これからの作品展はひとつひとつの存在が生きるように展示させて戴くことを考えます。設営が終わり外へ出ると、バラ園のバラが大変美しく輝いています。そして更に外へ出ると川の畔に行き着くのです。初めて震災後に盛岡へ来た時、あまりに美しい、桜が満開と柳の新芽が輝く風景に車を飛び降り、川の畔に立ったのです。ここに拠点を作ると叫んだあの日のことが、昨日のことのように思い出されます。今日降り立った川の畔の少し向こう側にその場所がありました。そしてその場所は7月22日に「高句麗伝説」を開催する会場の近くです。縁あってここに降り立ち、縁あって近くの会場で「高句麗伝説」をさせて戴く巡りであったのだと感じ、とても不思議なご縁を感じるのです。素晴らしい作品展を後にし、仙台での講演会の為に仙台へ向かいました。途中北上にて、高速道路を降りました。北上川の畔に沿って車を走らせ、北上川の畔に降り立てる場所を探しました。北上川は魂触れてならない川です。北上川が見える所に立ち即興詩を詠ませて戴きました。人間は、一人の存在は世界を変える程のものであることを、詩を詠みながら分かりました。清き尊い魂宿す人は、この世に生まれたとえ生命がなくなっても存在はあり続け永遠です。この世を浄めるはたらきを持つ生命であり、いずれこの世は地球全体が浄まっていくのだと見えたのです。人間の生命は素晴らしいと感動します。大変尊い学びを得、仙台へやって参りました。講演会にて、自分の人生の奇跡をお話しさせて戴くことは生命の喜びです。これ程やり甲斐があり、喜び溢れることはありません。そしていだしん先生に繋がる道を創れるなら、これ程嬉しいことはありません。今日も講演会を2つさせて戴き、経験を語れましたこと心から感謝申し上げます。全ては22日岩手県民会館、24日多賀城市民会館での「高句麗伝説」へ向かっての活動です。ありがとうございます。

仙台/高麗屋にて