今日はシリア大使ご夫妻を京都に招いて、シリア映画上映会と、いだきしん先生のピアノコンサートを開催させて戴きました。何故こんなに緊張するのかと考える程緊張していました。緊張の理由をずっと探し続けていましたが明確な答えまでは行き着かず、緊張したまま1日がスタートしました。が、色々な場面で緊張が解けることを経験し、これからはどのような状態で人と接していけば良いのかが少し見えてきたことがあり、とても嬉しく感じています。いつもお客様には気持ち良く過ごして頂きたいと願いお迎えさせて戴いています。それが強くなりすぎると緊張ばかりになってしまう自分の傾向も良く分かっています。気持ちは表現するものなので、実現できるように考えていくことが必要と、今更ながら分かったのです。映画は涙なくして見れません。 シリア人のアイデンティティ、精神、魂を感じるセリフ、生き様に心震えてなりません。日本もこのようなセリフが言える民族であったら良いと願います。魂、精神あれば心豊かに通い合い生まれる表現は詩のようです。詩的な表現ばかりに、悲しいまでに美しい輝きを見ました。どんなに辛くても、人生、自分を実現し楽しんで生きることなのだと教えられたようでした。シリアの現状を知って頂くことが一番の力と大使がおっしゃるように、これ程現状が分かる映画はないと感じました。映画であって、シリアで起こっている現実なのです。あまりに悲しい、酷い現実です。このようなことがまかり通る世界は、何があっても皆で総力上げて変えなければいけません。今動かないことは、人間としたらありえないことだということが、映画を見て更に確信致しました。知った限り私は支援に向かって動いていきたいと考えています。ありがとうございます。