Skip to main content

 新しい年の初まりは、NPO高麗迎賓館でのいだきしん先生のコンサートから始まりました。途中大きな地震がありました。年初めに地震の衝撃もあり、新しい年は真にいつ何が起こるか分かりませんので、心身引き締め生きる時と肝に銘じます。迎賓館コンサートでは、いつも死にそうな人や終わりゆくものに会うとズキズキと痛む頭が痛んでいましたので、頭に浮かぶ光景を見る状態で聞かせて戴くことになりました。破滅と破壊の繰り返しの歴史が見えました。人間は破滅と破壊を繰り返す生き物となってしまったのかと悲しい気持ちでいっぱいになりました。過去の繰り返しは滅びになることがはっきり分かり、新しい世界を創ることなくして生き延びていけない現実もよく分かりました。最後は愛よりありません。生命の内に涙が大河のように流れ始め、大きく変わる時代を感じながら、悲しみの歴史は変わっていくことの一筋の希望の光が見えました。一人一人の生命が変わることが、新しい歴史を創ります。一回一回のコンサートの経験はかけがえのない経験です。常に人類史を探求し世界中で起こっている問題の原因を探求し解明され、答えを即興演奏により表してくださいます。何と尊い経験でしょうか。世界でここまでの経験ができる場所は、いだきしん先生のコンサートよりありません。参加できる私達は真に恵まれた境遇にあります。よく分かり身につけ、世界の為に生きていきたいです。ありがとうございます。

比叡山/NPO高麗迎賓館にて