1月最後の今日は三鷹市芸術文化センター風のホールで、いだきしん先生のコンサートがございました。風のホールは名前のごとく風が吹くホールです。音が風のように吹くのです。とても心地良くて幸せを感じるコンサートホールです。いだきしん先生の演奏は宇宙空間そのものと感じ、私の身は宇宙空間に浮遊しているようで自由で軽く次元を超えた生命となっていました。自分の骨にへばりつくようにある霊魂が見えた時には驚きましたが、同時に悲しみを感じました。ちょうど演奏をお聴きしながら奈良の春の野山が見えていました。それは古の時、大和の国を作った時の魂ということを感じていました。へばりつくようにあった霊魂は光に包まれ光に変わっていきました。最後自分の胸の内から「日本は仮の場」という言葉が生まれました。幼い頃から毎日胸の内から聞こえてきた言葉です。国が滅び日本に亡命し1300年も経っているのに日本の地に居ても自分が生きる国と感じられない感覚が、生まれた時からありました。自分はどこに行ったら安心して本当の自分で生きていけるのだろうかと考えながら、本当の自分で生きることを求め生きてきました。高句麗の地に行った時、生命はただただ喜び、満面の笑顔になるのです。何があった訳ではないのに居るだけで嬉しいのです。日本でこのような喜びが溢れ過ごすことはないということを、高句麗の地に行って初めて気づきました。国というのは人間が作ったものであるのに国を失くすということは人間にとって取り返しがつかない程の悲しみであるということを、自分は先祖から受け継いだ運命の因子から痛いほど感じ生きてきました。胸の奥から深い悲しみが滲み出るように溢れ、涙にならない悲しみの深さを初めて知りました。このように1000年を超える悲しみを生命の内に宿し、人間は生まれてくるのだということを本日も身に沁み感じました。いだきしん先生に出会い、いだき講座にて運命は解放されています。先生にお会いする前は過去から受け継いだ生き方が性格、ものの考え方、行動パターンになっていますので苦しくてたまりませんでした。運命解放されて本音で生きたので今も生きていれるのです。それでも体と一体となっている過去の思いや霊魂があるのだということを今日は経験し、大変驚きました。そして解放の喜びに深く深く感謝の気持ちが溢れます。助かったというのが心の奥から生まれる気持ちです。ウクライナからいらした方も涙を流して喜んでおられました。言葉は通じなくても感動は通じ合えます。世界中の人とこの感動と喜びを共にできれば世界は平和になると今日も見出しました。ありがとうございます。
三鷹市芸術文化センター 風のホールにて