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 雪景色の盛岡の地にて光輝く川の水面を見ながら、「風の便り」を詩に詠みました。最近頂いた本には高麗人は日本の地にて川の畔に居を構えたと書かれていました。私は川の畔が大好きです。そして川の畔にて魂の香りがすることを縁ある地にて感じてきましたので、とても合点がいきました。川の畔の詩もたくさん詠んできました。今日もキラキラと輝く川の水面を見、魂震えるのでした。ここは北緯40度の地です。高句麗の地と同じ緯度です。見える風景も川の流れもよく似ています。故郷の風景を見ているようで、とてもうれしいです。復興支援の拠点で創りました東北センターにて、講演会を開催させて戴きました。早春の雪の香りがし、高句麗始祖朱蒙様が最初に創った平城跡の雪原の風景を心に見ました。国創りの息吹あふれる光景です。何もないところに、皆が生きていける国を創った息吹です。生命躍動する大好きなエネルギーです。東北の復興は国創りです。国創りの柱となる人間の内面が豊かで愛に満ちることが国創りの要です。被災地を回った時に身に沁みわかったことです。この地にて、拠点を創りましたので、いだきしん先生のコンサートを開催し続け、人間が生きていける世界を創っていくことを気持ち新たに考えました。北緯40度の地にいると、国創りの息吹、エネルギーがそのまま蘇ります。ありがとうございます。

盛岡/NPO高麗東北センターにて