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盛岡にていつも家の窓を開け、目の前に見える山々、森、川を眺める時、人生の不思議なことを想います。まさかこの地に家を作ることも毎月身を運ぶことも考えたことも想像したこともありません。東日本大震災が起こり、ここに人生かけると生まれた本音のままにこの地に来たのです。川辺に咲く桜の花、柳の木の新芽が輝く夢のような美しい風景に魂揺さぶられる程感動しました。思わず車を降り写真を撮ったのでした。うれしくて心がときめいてならず、川辺に立ち、川辺に咲く美しい桜を見、「ここに拠点を作る」と叫んだのでした。叫んだ声を自分で消そうとした程に予想外な本音に自分自身が驚き、躊躇いました。その後、蓋をし、隠し続けましたが、どんなに抑え込んでも隠しても、おおいなる存在とつながる生命の芽である本音は隠せるものではありません。その後2ヶ月後には、家と拠点となる東北センターを作り立ち上げたのです。そんなことを毎回外の風景を眺めながら想うのです。ここは北緯40度の地であったことも偶然ながら驚きです。北緯40度の地でのいだきしん先生のコンサートは世界中の北緯40度の地に伝播していると感じ始めた時、過去に海外で「高句麗伝説」を開催した地が多かったことには大変驚いたのです。いつの時にかは一気に花開く時が来ると感じてなりません。それ故に心がときめくのだとも感じています。目の前に見える山は駒ヶ岳と知った時の驚きは今も尚あり続けます。高麗の魂の御縁でこの地に居を構えたのだと合点がいきます。全ては魂に導かれ、おおいなる存在と共にある道のりです。この先は。。。きっと胸のときめきが現実に成るのだと感じ、今日も美しい山々を見、野の花が咲く川辺を歩きました。可憐な野の花は笑顔あふれ語りかけてくれます。ただそれだけで心が和み、うれしいです。ありがとうございます。

盛岡/NPO高麗東北センターにて