1月30日　東京にて

　寒い日でしたが、家の窓を開けると、真っ白い雪を冠った富士山と連なる山々が見え、心が澄んでいきます。明るい日差しが差し込み、春が訪れる喜びを感じます。「心」コーヒーを淹れさせていただき、皆といただく時、心が空間と融合し、広い世界が広がります。以前、ルーマニアでの「高句麗伝説」開催時での記者会見にて、いだきしん先生はある記者から「あなたは何を表現されるのですか」との質問に対し、「人間の心は宇宙よりも広いことです」とお答えになりました。いだきしん先生が焙煎してくださった「心」コーヒーを淹れさせて戴き、いただく時、このお言葉が真に的確に表現されていることに感服します。お言葉通りであると経験させていただきます。

　私は「あなたは日本語で詩を詠み、言葉が通じない国でどの様に伝えるのですか」と質問されました。私は「魂です」と即答しました。記者は「その通り」と膝を叩き、共感を示してくださり、その場でマイクを私に向け、日本語で詩を詠んで欲しいと言いました。ラジオの番組で放送したのです。魂は通じ合える事を世界各地にて経験しています。アルメニアではバラエティー番組に出演しました。男性のコメディアンが、私に詩を詠んで欲しいと言いました。日本語で詩を詠んだ時、出演していた二人の男性は涙を流していました。魂の詩を言葉を超え、魂で感じるアルメニアの男性に驚き、感激しました。ちょうど日本人スタッフもホテルのテレビでこの場面を見、共に涙したと話していました。魂が通じ合える事に感動します。「心」コーヒーをいただき、世界各地での心通じ合う場面や魂通じ合える場面が思い起こされます。心豊かに生きる事は世界に伝播することも希望と感じます。どこにいても人間としての心を取り戻し、心豊かに生きていくことの大切さを見にしみ感じます。今、この時期に「心」を取り戻すことの大切さをコーヒーを通し、メッセージを送ってくださり大変気づくこと多く、助けられています。人が孤立していく傾向にある今、心は繋がっている事を誰もが忘れずに生きていけます事を切に願います。皆の生命が輝き生きていける世界を皆で創っていければ幸いです。ありがとうございます。