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春の風と感じる温かい風が吹く仙台を発ち、山元町に向かいました。山元町も車を降りた瞬間に春を感じる風が吹き、心がときめきました。何もなかった地に結工房を作らせていただき、毎月来させていただくようになりました。今年は震災後10年目を迎えます。当時のあまりの惨状を体験者からお話をお聞きし、2度とこのようなことがあってはならないと甚く感じます。生命ある人間はお亡くなりになった、たくさんの方々の為にも人間が生きていける世界を創っていかねばならないと今日は改めて甚く感じました。結工房にて、いだきしん先生が焙煎してくださるコーヒーはこの世にはない次元を超えた美味しさです。コーヒーと一体となりコーヒー本来が持つはたらき、力がそのまま引き出されているお味であることが頂くことでわかります。涙を流して召し上がる方もおられます。感動するお味です。コーヒーからは生きる指針を示されます。生きる糧も得られます。あまりに尊いコーヒーを頂き、この恵みと幸せが世界に広がりますようにと心より願います。人間の生命が犠牲になる社会は人間が生きる社会ではないとは常に感じてきたことです。コーヒーからは、一人の生命が輝けば、世界は変わるとのメッセージを受け、一人一人が真の自分を活かし、生命輝き生きることは、世界をも変えていけると希望を見出します。人間の内面が取り巻く環境を創ります。内面豊かで美しいことは人間が生きていける環境を創ります。毎日内面に問い、余計なことは整理し、何もない内面で生きていくことに努めています。空間にはおおいなるはたらきかけが無限に注がれています。美しい内面で生きていけますようにと今日も美味しいコーヒーを頂けます幸せに感謝し、経験を活かしていけますことを考えます。ありがとうございます。

山元町/結工房にて