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ウラジオストクの街角のビルに「高麗」の名があらわれ、マーブリングカーテンが掛かった窓越しから街を眺める人生が訪れるとは。。。としみじみとこの地に拠点を作るめぐりとなった人生を思います。マーブリングのカーテンはあまりに美しく、ロマンの風、香りがします。歴史の大ロマンを生きる人生と夢を抱きます。通りからは太陽の光が眩しく、マーブリングのカーテンは見えにくいと確認に行ったスタッフから聞きました。道行く人がマーブリングカーテンを見ていく光景が見えて、この場所にギャラリーを作ることを決めましたが、見えないことを知り、少し残念な気持ちでいると、いだきしん先生が、春になると日差しが変わり、見えるようになるよ、とおっしゃいました。その時、私には幼い頃より見えていたロシアの春の光景が見えました。広大な大地に一斉に花が咲く光景です。この光景がいつも心の中に見えていました。胸動き、涙にじむのです。マーブリングカーテンから見えた心に慕う光景に心動きました。叶う夢、未来へと向かい、スタートを切ります。ありがとうございます。

 

ロシア/ホテルにて