エブラ王国跡にて突風に吹かれ「宇宙の生まれる前の意志現わる」とのメッセージを受けた事は、強い衝撃としあり続けています。体は大変化を起こし始めました。帰国後すぐのいだきしん先生のコンサートにて、生命全てで愛を経験しました。「宇宙の生まれる前の意志現わる」とのメッセージを受けた後のいだきしん先生のコンサートは、いだきしん先生の働き、存在が現れ、愛に満ちていました。愛の中で、それぞれの存在も現わると経験しました。愛があれば生きていけると喜びあふれ、大いなる希望を抱き、コンサートは感動の連続で終わりました。
終わった直後、体に異変を感じ沢山の出血が起こっていました。今までにない出血でしたので、私は不安で一杯となりました。病院に行こうかと考えました。今まで病院には行く事もなく、薬も飲まずに生きてきたので、私の中には病院に行くという選択肢はなかったのですが、あまりに大量に出血したので一瞬考えたのです。が、すぐにその考えはなくなり、いつも通り過ごす様なりました。翌日も止まらず、結局ずっと出血が止まらなくなっていたのです。5月には「高句麗伝説」100回記念コンサートをシリアのダマスカスにて、そして再びブルガリア、トルノボにて、続いてルーマニア、そしてマケドニアでは、オフリド、ビトラで2箇所の開催が決まっていました。約1ヶ月近い海外コンサートツアーが組まれていました。何日経っても出血が止まらずに不安でありながらも、いつも通り仕事をし過ごしていました。丁度いだきしん先生が、この度シリア全土を歩き、撮影した時の映像に音楽をつけて下さったDVDを下さいました。私は毎日そのDVDを見、聞いていると心が安らぎ、体の痛みもなくなり、出血は続いていましたが、痛みも苦しみもなく過ごす事が出来たので、毎日ずっとDVDを見たり聞いていました。
いよいよ出発が近くなってきた頃、いだきしん先生から、病院に行った方がいいとおっしゃって頂きました。私は、病院に行く選択肢が1つもなかったのです。行ったら海外コンサートに行けなくなってしまうと単純に考えていたのです。なので、行かずにこのまま行くと決めていました。シリアの DVD を見ていると、痛みもなく、心も健やかに過ごせましたので、良い時をずっと続けていくという事を覚えたのです。痛みや苦しみがある様な時を過ごす事なく、健やかに過ごせる事の連続の中で生きていく事を、以前もいだきしん先生から教えて頂き、この度も教えて頂き、その練習をしたのです。これしか無事に行ける事はないと自分でも分かっていました。飛行機の中でもDVDを聞ける様に携帯用のDVDプレーヤーを先生の息子さんが買って下さいました。当時はまだこの様な機材がなかった時代でしたので、とても貴重なDVDを頂き、心からありがたい気持ちで肌身離さず持ち歩き、ずっとDVDを聞いていました。飛行機の中でも目が覚めている時はずっと聞いていました。健やかな気持ちでシリアまで行く事が出来ました。ダマスカスのホテルは、いつも政府がお薦め下さる伝統ホテルを用意して下さっていました。私は特別室をご用意頂いていました。広いお部屋でしたが、部屋の前が大変賑わしかったのです。丁度、大統領選が行われており、部屋の前ではずっとコンサートが行われていました。太鼓の音が鳴り止まなかったのです。出血が続き、少し状態が崩れると一気に具体が悪くなってしまう危うい体調でしたので、この音は体に痛く響きました。頭にも響き、とても過ごせる様なものではありませんでした。政府の方には申し訳なかったのですが、私はホテルを変わる事をお願いしました。そして、すぐに新しくできた高層階のホテルへと移動したのです。