レバノンでの夢の様な事が起こった経験を経て、私はレバノンの為に力になりたい気持ちがはっきりと意志として立ちました。再びレバノンに来られる時を早く作っていきたい気持ちで次に又来れる事を楽しみにし、レバノンを発ちました。コンサート後の空港では、たくさんの空港で働くレバノン人に声をかけられ、皆様大変親し気な笑顔をもって語りかけてきました。とても楽しく、人とのふれあいの瞬間瞬間は光に満ちていました。私の目には空間がキラキラと輝いていました。レバノンに希望の光が灯ったのだと見え、私は心から嬉しく感じ、この様な偉業を成し得た事に深く深く頭を垂れ、感謝の気持ちが溢れ出るのでした。自分一人でできた事ではない事は自分が一番よく分かっています。たくさんの働きかけがあり、たくさんの魂が応援してくれ、共に動き、この様な機会を作って下さったのです。私が想像もできない展開となったのです。時間に囚われ生きていたらあの瞬間は訪れなかったのです。たくさんの働きにより時間を超え新しい神に出会えたのです。そして時空を超え世界中のフェニキアの魂が一斉に集まって来たのです。私は怒涛の如くと表現しましたが、真に怒涛の如くにフェニキアの魂が押し寄せ、出会い、感極まり号泣したあの瞬間を忘れる事はできません。




