悲しみ胸に
はち切れんばかりに
悲しくて
これから生きていけるだろうかと
顔を上げ
五女山を仰ぐ
母を亡くした夏の日の五女山を
眺める湖の畔
東明王様と共にと
祈る
源の魂ひとつでなければ
生きていけない
悲しみ
遥か彼方繋がり
一歩一歩
歩む
風が吹いて
生きる力生まれ
遥か彼方心任せ
未知なる世界へ
魂共に
永遠に生きていく
一歩
忘れられない夏の日の五女山を仰ぐ
湖の畔