どこまでも蒼い空
美しい心
純粋なる魂でなければ生き延びていけない地
高句麗発祥の地
五女山
母亡き後に訪ねた時
泣く泣く出直すことを誓い
立ち去ってから
8年の年月が経ち
再び五女山がある地に行くことが叶い
出会った蒼い空
聳える五女山
五女山を眺め
亡き母に手紙を書いた
お母さん、ありがとう
再び来ることが叶ったよ
涙に暮れ
亡き母と喜び合った
秋の五女山の空気に包まれたあの時
どこまでも澄んだ蒼い空を忘れない
母亡き後24年の歳月が経っても
今も時折お母さんと
声を出して母を呼ぶ
ずっと一緒に生きていくことを望み
別れがくることを想像すらしたくなかった
母は亡くなっても片時も離れることなく
ずっと共に在る
五女山のふもとにて
お母さんと呼び
亡き母と語り合う
ありがとうという言葉と涙よりない時
ありがとう