お家ブティック(牛舎)

ゆかり号出張編(コマラジ)

秋、快晴の昼下がり。ウシは 高麗の王さまが高麗由来の地、狛江のFMラジオに生出演されるお供をしました。王さまの亡きお父様は 待ち合わせ30分前に居なければ帰られてしまう。それほど時間早めに動く方であったと聞いていたので、この日 ウシは予定の1時間前に ビルの二階にあるラジオ階下の喫茶で、そわそわしながらお待ちしていました。

間もなくいらした王さまは、ティールの海のようなブルーグリーンのマーブリング洋装に同色のヘアアクセ。輝く笑顔が陽光に溶け込み この日も一際美しく、出演の打合せ前と後、30分…1時間…。ラジオまでの待機のひと時、この日この場所でしか伺えない御話を、小さな喫茶にたくさん集った狛江の魂共に拝聴しました。

(ウシ 以下)U : 狛江のコマの文字は高句麗の高麗(こま)が元々で、狛江に高麗郡(こまぐん)が設置された 716年頃の狛江古墳群が 駅前ほかに今も残り、かつての高句麗人(こうくりびと)の存在を記している、と伺っています。毎月の、いだきしん先生講演「IDAKI講座・応用コース」の会場であり、度々 いだきしんコンサート、高句麗伝説コンサートを 狛江(エコルマホール)で開催されていますが、高句麗 縁の地であるから狛江での開催を決められているのでしょうか?

(王さま 以下) O : 応用コース会場は、いのちの農業や結工房、高麗屋の食品やコーヒー、心模様作品など展示販売のできるスペースがあることが第一条件で、狛江(エコルマ)は その条件に合致したのと 比較的会場予約がしやすいから、というのが決めた経緯でした。それで たまたま狛江に通うことになったのです。

狛江には、古の高句麗人が移住していたことを物語る古墳群が 今でも数カ所残っていて、狛江に通いはじめた頃、住宅街にある 中でも最も古い古墳を某受講生に紹介され行きました。その時 魂は埋もれていて、声も聴こえなかった。でも 狛江には、毎月(応用コースで) いだきしん先生がいらしていますからね。それからかなり経ったある日、古墳を再訪した時に 高句麗人の魂が出てきたことが判り、後で先生に「やっと出てきました」とお伝えしたら、先生は「今更出てくるな!」と仰って(笑)。

初めて 高句麗伝説を狛江で開催した時、好太王の詩を詠むところで ある強大なエネルギーが来て、いだきしん先生は 心室細動で呼吸が止まる、と心配するような状態になられたのです。このことは後で先生からお聞きしたのですが、舞台上でも先生が普通でないことが判り 私は先生の御様子をうかがいながら詩を詠みました。この時 好太王が表に出てきたことは明らかでした。武蔵国の高句麗の地、狛江であったから好太王様が顕れたのです。

U:好太王様の存在が表に顕れて以降、狛江の地での 催しは久々。12月13日(日)に いだきしん先生・ピアノインプロヴィゼーションコンサートが開催されますね。

O:エコルマホールが来年改修工事に入ると聞いていて、狛江での催しは、この日以降当分無いかもしれません。いだきしん先生は「狛江はこわい。何が起こるかわからない」と以前から仰っているので、今回、改修前のタイミングで行なわれる 狛江のコンサートは大変貴重で、どのような新しいことが起こるのか想像もつかないですね。ここに居る大勢の高句麗人の魂が、狛江の地での開催を お願いしているのかも、とは常々感じることでありますが…。

(interview & text : 闘牛ゆかり号/Illustration:森生文乃)

KEIKO KOMA心模様作品  

お家 ブティック

魂ある物には持ち主がいるという事を経験させていただいています。マーブリングの衣類との出会いも、そのように感じることが多いです。
KEIKO KOMA心模様作品 お家ブティックでは、沢山物を並べそこから選んで頂くのではなくて、持ち主が決まっている物を用意すれば、たとえ一点であってもお客様には届けられるのです。魂ある物創り、仕事創りをしていく事は、とても喜び溢れます。

お問合せ:有限会社 高麗
TEL 03-3505-8841(いだき内)
E-mail info@keikokoma.com

夢のお家ブティック一覧