今日も東京高麗屋では、海外で初めて「高句麗伝説」を開催したレバノン・ティールでの「高句麗伝説」上映会と「今日の語りと語り合い」を開催させて戴きました。無垢の木に包まれた空間には音が共振共鳴し、素晴らしい響きが生まれます。レバノンの「高句麗伝説」は生命賭けの表現であることが一目で分かり、心身正され集中し一心に見入り聞き入りました。感動の嵐が吹き荒れます。瞬間瞬間感動の連続で、ラストのところは当日も感極まり号泣しましたしが、今日も胸打ち震え涙よりありませんでした。当日聴衆は「ブラボー」という歓声を上げ、総立ちとなり拍手喝采でした。フェニキアの魂が怒涛のごとく押し寄せ、私は感極まって号泣したことを昨日のことのように覚えています。今日も体はそのまま反応し、感動に震えっぱなしでした。そして今なお争いが続き大変苦しい状況がある中東の地の方々のことを想い、やはり人間であるなら動かなければならないと、不可能を可能にしていく動きを見つけていきたい気持ちが溢れました。そして心が決まります。元々世界平和実現に向かい活動しています。様々な状況により、中々行くことができなくなった中東の地であったり、アフリカの地でありますが、やることは山程あると分かるのです。日本に居ながらにし、平和を実現できる動きに邁進し、たくさんの人が助かる道を創りたいと切に願います。 その気持ちを表し道を創り、実現に向かうのが人生であるとも良く分かります。レバノンの「高句麗伝説」を共に創り、またたくさんの国々を共に「高句麗伝説」コンサートツアーで回りましたレバノン大学芸術学部ガジ教授の魂を感じました。ティールの市長さんも魂共にあることを感じます。お二人ともお亡くなりになってしまい、今はレバノンに行っても会えないことが寂しいと感じることが多かったですが、魂は共ににあると分かっていますので、亡くなった方の魂が報われていくような活動やはたらきをしていくことが大切であると、今日は改めて考える尊い時となりました。上映会後のコーヒーの美味しさは格別でした。感動の嵐の中、皆様と共にコーヒーを味わい、沈黙から次第に表現が始まり素晴らしい時を共に過ごしました。語り合いも魂の現れを感じ、日に日に深まって来ています。魂の表現が世界に伝播すると分かりますので、ここから世界を変えていける表現が生まれますことを願い、尽くして参ります。今日もありがとうございます。
六本木/高麗屋にて


