胸も頭も心配でいっぱいな毎日を過ごす中で、今朝は起きた時苦しみを感じました。比叡山の家は窓を開ければ山が見えます。窓を開けた時に間髪入れずに鶯が ”ホーホケキョ” と美しい声で私に挨拶をしてくれたのです。私の苦しみを全部分かり共にありながら、励ましてくれていることがそのまま伝わる美しい声でした。鶯の声が心に届き、前に向かって生きていこうと動き始めました。そして「魂」コーヒーを淹れると、魂ふっと引っ込めたり隠そうとする自分に、”魂表してください” と魂の声が聞こえたのです。引っ込んだり隠れてしまっては苦しいだけだということが良く分かりました。外に出ると比叡山の優しい風が生命の内に吹き抜け、生命を包み込むように吹くのです。仲間が私の為に買ってくれた芍薬の花が昨日開きました。私が滞在中に咲けば良いけどと、ずっと毎日言っていたのです。滞在中に咲いてくれたのです。そして今日は東京へと送り出してくださいました。比叡山にいると木々も風も優しく、鳥の声は美しくどんなに辛くても自然に癒され、抱かれ生きる生命を感じ、何としてでも皆が生きられる道を創ろうと前向きになっていけるのです。道中も運転する時、精神がひとつとなり大宇宙に繋がる内面を感じました。そこには皆がいました。心配している人の顔もいっぱい見えました。でも皆がいました。ここで生きれば皆と一緒に生命ひとつで生きていけると心安らぎました。無事に東京に帰って参りました。明日は三鷹市芸術文化センター風のホールでの、いだきしん先生のピアノコンサートです。大きく抜け出していける希望を胸に抱き、向かわせて戴きます。ありがとうございます。