今日は渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで、いだきしん先生のコンサートがありました。待ちに待ったコンサートです。6月23日のお誕生日のコンサートは感動の嵐でしたが、もうずいぶん前のような気がして、やっとコンサートの日が来たと嬉しくてたまりませんでした。今日は身に受けるものもあまり感じず、心地良く爽やかにコンサートホールに向かうことができました。コンサートメッセージ「深淵なる愛」で深淵ということを生命で分かりました。言葉と経験が一致する時、言葉の意味が体をもって分かります。「深淵なる愛」を分かったなら、人間が作ってきた愛は、愛を記憶している限り頭が働くことはないということがよく分かりました。「深淵なる愛」を経験したなら、頭にかぶっていた覆いや膜が解けていくようでした。これで今日から頭が働く始まりかと感じるだけで未来に希望を感じました。第2部は「力を抜いて高まる感性」でした。日頃から力を入れることが身についています。力を抜こうと思っても意識的に抜こうとしますから、緊張して体は硬直します。今日のコンサートでは気づいたら力が抜けていました。心の中で「今日は力が抜けて力が入らない」とつぶやいていたのです。今日のコンサートメッセージは「力を抜いて」とあったと思い出し、笑ってしまったのでした。力を抜くと意識的にすることは全て部分であり、することによって体を緊張させ、力を入れていることが目に見えて分かりました。今日のような状態であってこそ、力が抜けて物事やれるのです。力を抜いて行えば物事はうまくやれるというメッセージもありましたので、これからやっと物事をうまくやれる状態を身につけることができ、とても嬉しいです。私は負けず嫌いですので、何でも歯を食いしばって頑張ってやろうとしますが、そこには限界があることを重々承知しています。力を抜けなければ能力は上がりません。また今日のコンサートで深淵という世界を経験した時、何の境も限界も枠もなかったので恐ろしいと感じたのです。普段は枠の中で生きることの不自由さを感じ、自由になりたいと望みますが、本当に何も枠がなければ恐いということを自覚しました。が、それは頭に膜や覆いが掛かっていた時です。頭の働きを押し込められている時は、無限な世界は恐いということが分かりました。コンサートで頭の枠が解かれた時、無限な世界こそ自由であり、それこそ無限な可能性に満ち心が躍動するのです。無限な世界で生きてこそ人間は人間となり、本来の力を発揮できるということをコンサートで経験できましたこと、これ程ありがたいことはございません。次は7月7日、七夕の日に銀河鉄道に乗るのです。私は関係者に「年に一度の七夕の日は、銀河鉄道に乗りに来てください」とメールしています。本当にそういう気持ちになるのです。七夕の日、年に一度、銀河鉄道に乗りに全国から皆様が集うことはとてもロマン溢れる事と感じ、今から心がときめいてなりません。次は盛岡の地にて銀河鉄道、共に乗れたら最高です。ありがとうございます。
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて