Skip to main content

 季節とは不思議なものです。昨日からギリシャで過ごした夏の時を思い出すのです。パルテノン神殿での風に吹かれた瞬間、「今は辛くても先があるから生きていこう」と生まれた瞬間、テッサロニキにて1日中、一人でエーゲ海を眺めながら過ごした時。。。ちょうど、今頃であったので、日差しや風から思い出すのです。何より悲しく辛かった事と重なる季節ですので、忘れることなどできません。ギリシャでの理由がわからずに胸が苦しくて辛かったこと、帰国した翌日に母が亡くなり、このことを予感し辛かったのだと気づいたこと等は忘れたくても忘れられることではなく、胸に刻まれています。が、魂は永遠であることを生命をもってわかる人生を生きてこれましたので、今生きていれるのです。昨日も今日もギリシャで過ごした夏の日の風が吹いたので、母の命日が近いことを知るのです。母が亡くなった時、泣きながら詩を書きました。「過去に生きた人の魂が報われ、今生きる私たちの気持ちが活かされ、未来に生きる人が生きていける良い時代を作っていく」と生まれるままの気持ちを涙と共に書き記しました。今もあり続ける気持ちです。実行、実現に向かい生きて参ります。