終戦記念日の今日、戦争の惨さが身に沁みます。たった一度の人生が無惨にも生命犠牲になりお亡くなりになった、たくさんの霊魂を感じ、やりきれない気持ちで今日のコンサートを迎えました。毎年、この日にいだきしん先生のコンサートを開催させて戴くより、この日を過ごしていけない気持ちで今年も開催させて戴きました。浮かばれない霊魂がうごめき、緊張していました。あらわるピアノの音はどこから生まれたのか、どこから降ってきたのかと驚く程美しく、深い音でした。聴いたことのない音に心惹かれ、メッセージであります「共感」を心に聴かせて戴きました。共感できない体の違和感や緊張し硬くなっている状態を感じはじめ、ある時、違和感も緊張もとれ、空間とひとつである生命となりました。共感とはこの状態であると生命をもって経験できました。苦しいことや困ったことを知ると、体が緊張し硬くなることは共感ではなく同情であったと初めて気づき、自覚することができました。同情では解決しませんが、共感を経験できれば解決への道を歩めます。コンサートホールは世界中に通じているように感じ、場も空間も越え、世界中の人とつながっているように感じることができ、とてもうれしく幸せを感じました。いつの時にか、世界中でいだきしん先生のコンサートを開催させて戴けるように動いていきたい気持ちが強く生まれました。今まで開催してきました国々で出会った魂はずっと共に在ることを感じることができますことは、とても生きる力となっています。日本で開催しながらも世界中の人と共感できれば、人間が生きていける世界が広がると見えます。平和な世界を作っていきたいです。生命犠牲になった、たくさんの霊魂が報われていったと感じ、胸の奥から安堵しました。過去に生きた人の魂が報われることがなければ平和な世界とはならないことをいつも身に沁み感じています。いだきしん先生でなければ魂が報われる表現などできません。先祖の魂が報われていく経験をしてきました私は、生命をもって経験しわかっています。今日もかけがえのない経験をさせて戴きありがとうございます。
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて