外に出ると風が吹いて鳥が鳴き、今日も共に生きていることを自然の生命は伝えてくれています。今日は近くの深大寺に行きたい気持ちで立ち寄りました。父と歩いた道、父の存在を感じる草木や風の音、大地からのエネルギー、空気…全ては懐かしくまるで父に会いに行きたくて行ったようでした。その空気に触れているだけで父に会えた喜びが生命の内からほとばしり、何気ない風景を見るだけで微笑みが生まれます。昔ながらのお茶屋さんの席に座っても子供の頃の空気が蘇ってくる深大寺です。魂は現れ空間とひとつであること、目を閉じると教えてくれています。いつも暗闇の中で地に埋もれるようにしてあった魂は、やっと暗闇から抜け出し空間と溶け合っていることに時代が大きく変わったことを分かり、とても嬉しく感じます。いだきしん先生のコンサートで、いつも暗闇が光と変わっていくことを私は目に見え経験もしていますので、いだきしん先生が生命に負担が掛かっている状態を身に受けながら解放の表現をし続けてくださり、人間の生命も土地も空間も変わってきたと自分では見えているのです。これから一人一人が真を表し、新しい世界を創る時代です。今日も深大寺に行き、そのことを確認できましたことはとても嬉しいことでした。冬の日の午後のひと時、懐かしい空気に包まれ父の魂に会え、とても幸せを感じました。ありがとうございます。
深大寺にて


