今日はNPO高麗東北センターでは今年最後の、いだきしん先生の応用コースがございました。NPO高麗東北センターをオープンした時から囲炉裏を囲むようにと、いだきしん先生が表現なさったように、いだきしん先生を囲み身内が集い、生きる上で最も大切な人生のお話や人間とは何かのお話をじっくりと聞けるNPO高麗東北センターでの講座は温もり溢れ、一言一言が生命染み渡ります。そして身についていく体感があります。今日は昨日のコンサートメッセージについてお話頂き、大変良く理解できましたことが誠にありがたい事でございます。私にとっては難しいメッセージでしたので、なかなか理解できずにいましたが生命は経験していました。いだきしん先生はいつもコンサートメッセージをそのまま表現なさり、私たちは言葉に現れたメッセージを生命をもって経験することができます。昨日のコンサートで生命は経験していましたので、今日はメッセージの言葉の意味が良く分かるようになっていました。お話を聞き、更に理解が深まり生きる力が湧いて参ります。分かることは力となります。また次へと向かう力溢れ、美しい盛岡の地を後にし仙台へと向かいました。道中月が輝き、どこまでも抜けるような碧い空は明日のコンサートへ向け、自然の生命は祝福してくれていると感じ、生命ひとつで生きていける喜び溢れます。コンサート後は生命ひとつを生命で感じる生命感覚が戻って参りました。自分も人も対象化し見る意識は生命に覆いを被せていることが見えるように分かりました。とても鈍くなっていくのです。今朝は覆いが解け、秋の深まりゆく音まで聞こえ、自然の生命ひとつであることが優しく涙がこみ上げてくるのでした。生命ひとつで生きるのが人間です。人間であることを取り戻せば人や社会のことも自分の事となり、解決に向かい考え動き始めていけます。コンサートの経験はかけがえのない経験です。人間になる最高の機会です。明日の仙台コンサートもたくさんの方々と共に経験できますことを願い、 また、世界に伝播しますことを心に身を置かせて戴きます。ありがとうございます。
盛岡/NPO高麗東北センターにて


