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 毎日新しい朝を迎えます。風の便りを心澄まし聞くのが楽しみです。風は何を伝えてくれるのか、世界はどのように動いているのか、風の便りで知ることがとても大きな手がかりとなっています。現実は争いが絶えず、悲しみ辛いことがたくさん起こっていますが、風の便りが伝えることは、異次元の遥か彼方に通ずる世界が拓かれていることです。どんな所にも新しい光は生まれ、風は生まれ、流れが生まれていることを風は伝えてくれるのです。私はこちらの世界に賭けて生きていきたいといつも心から願います。机の前に座り、マーブリングの革のノートを広げ内面と向き合う時、内面の深奥は愛よりありません。そしてとても美しいのです。ここで生きていきたいと、ここで生きることを身につける日々にすることに努めています。表面で反応する感覚は、痛みであったり苦しみであったり不愉快さであったり、苛立ち、怒り、悲しみです。これは明らかに外側から作られた闇の世界から来るエネルギーであることが体をもって分かります。ここで引っかかっていられないと、最近は気づくようになりました。内面の奥深くを感じれば全てを溶かし、美しく愛よりないこの世界で生きられるのです。私は毎日ここで生きていきたいと、朝に夜にノートに向き合い、内面の深奥を言葉に表しています。美しい新しい世界を創っていきたい気持ちで毎日言葉に記すことがとても嬉しくありがたいです。ありがとうございます。

赤坂/いだき研修所にて