今日は府中の森芸術劇場での、いだきしん先生のピアノとパイプオルガンのコンサートがございました。パイプオルガンの素晴らしいこと深く感動致しました。そしてピアノはパイプオルガンがから現れる世界を全て包み込むようにし全体とひとつであり、心の襞までも響くような繊細さがあり、ピアノとパイプオルガンの組み合わせのコンサートは最高に感動致します。今日は最近の苦しみの原因を、いだきしん先生は「生来のわずらい」というコンサートメッセージにて表現してくださいました。正に表現された文章を読んでいると最近の自分の状態がぴったりと当てはまるのでした。そして演奏中その最近の苦しみに襲われ、意識が真逆になっていたと気づかされる経験が起こりました。頭の中がひっくり返るような音が聞こえ、後ろ向きだった目が前向きに変わったのです。何かができないという表現から、できるという表現に変わったのです。この壁があったので先に行くことを阻んでいたのだと気づきました。が、この壁を人間はやり切ることで突破できるのだということを、いだきしん先生からお話をお聞きし、これからは「できない」ではなく「やってみる」ということで取り組んでいこうと考えます。第二部も子供の頃からの苦しみに襲われ、パニックになりそうなりましたが、永遠の世界を分かることで抜け出すことができました。最近は魂の表現をする時、この世ではかなわない、できないという表現が生まれてくることに自分自身驚いていたのです。長い年月、それも1000年2000年の年月の蓄積により壁ができたのではないかと感じるぐらい、ずっと続いてきた意識ではないかと自分では感じていました。その意識が今日は解放されたのです。真に生命救われ、限界の壁が突破され本当に永遠の世界で生きられる状態を経験させて戴きました。これ程素晴らしいコンサートはございません。この面白さを知ったなら人生で生きている中で最も楽しいことだと、自分は生命の底から喜びに震えます。たくさんの人と共に経験したいと心から望みます。今日もウクライナからの避難民の方がお越しになり、この最近の攻撃の酷さに大変心痛んでおられましたけども、コンサートによって安らいだこと、助かったことを心からの感謝をお伝えくださいました。世界中の人に聞いて頂きたいコンサートです。次は明後日、三鷹です。皆様と共に経験できますことを心から望みます。ありがとうございます。
府中の森芸術劇場 ウィーンホールにて