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 自分の心の内にあるものは自分に何かすることがあるとは常に考え生きてきましたが、北朝鮮の拉致事件は、事件を知った時から心にあり続け、何とかしたい気持ちで来たことです。家族と引き裂かれ、たった一人で全く知らない土地で生きることを余儀なくされる辛さや苦しみ、悲しみ、また、ご家族は突然いなくなった我が子への気持ちは、どのように想像しても耐え難き事と、胸が引き裂かれる程悲しいです。このようなことが行われることに対する悲しみ、怒り、やりきれなさはいつも内にありながら、何もできないもどかしさもずっとあり続けました。今日は何もできずとも、ずっと苦しみ、悲しみにある人と共に生きることはできると感じ、被害者のご家族に自分の気持ちを表すお手紙を書いたのです。自分の内にもある、過去から受け継がれた悲しみと重なることも認識しました。人間の悲しい生き方に終止符を打ち、真に人間としての人生を生きていける世界を作りたく、いだき講座、いだきしん先生のコンサートを始めました。内面が何もなければ未来と出会い、新しい世界を創造していけることが身に沁み分かります。一刻も早く悲しいことが解決し、皆が健やかに暮らせる世界をと心の底から望みます。そして実現に向かい、日々前進していければ何よりありがたい気持ちでいっぱいです。改めて気になることは表現し動いていくことで先が見えると分かりました。今はたくさんの方々に3月2日、いだき初まりの記念日のコンサートにお越し頂きたいと心から願います。コンサートの経験は言葉に表し尽くせないことが、いつももどかしく申し訳なく感じますが、経験できることは奇跡であり真に恵まれている事と生命全てが感謝するコンサートです。たくさんの方に身を運んで頂けますようにと動いていくばかりです。ありがとうございます。