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 今日は東京から比叡山にやって参りました。秋の日差しを受けた木の枝葉が、生きる方にまっすぐ伸びている光景を見、目が覚めました。人間も木々や自然の生命のように、生きる為にはたらいている生命のはたらきのままに生きてこそ人間なのだと教えられます。生命がはたらいているままに生きられずに、はたらきを押しとどめたりしてしまう社会や意識のはたらきが、如何に生命を傷めてきたかということも分かるのです。これからは生命のままに生きていきたいと心から望みます。また今日は連休の為か大変道路も混み、サービスエリアも大変混雑していました。自分中心になるとイライラしたり、思うようにいかなければ不満を抱いたりしますが、他者の生命も自然の生命もひとつであることを感じると、生命がとても喜んでいることが分かるのです。生命は生命ひとつであるから、そう生きることが生命のはたらきと教えられたのです。自己中心で生きることは辛く苦しいことが多く、つまらないことが良く分かります。生命ひとつで生きれば他者の喜びは我が喜び、希望と喜びと嬉しさ、楽しさに満ちています。自然の生命に教えられます。人間は自然の生命とひとつに生きてこその人間であることを取り戻していかなければ、生き延びてはいけないことは身に沁みる時代を迎えています。そう生きてこそと、今日は変われる大きな機会となりました。明日は、いだきしん先生の京都でのピアノコンサートがございます。コンサートの経験は「生命ひとつ、愛」です。コンサートで経験させて戴いていますので、生命ひとつ、愛である生命を日常の中で取り戻すことができます。ありがとうございます。