3日間のコンサートで救われました。世界が危機にあることは、毎日蠢くエネルギー、そしてそのエネルギーを身に感じた時の苦しみから甚く感じています。世界中の人の生命は繋がっていること、内面はひとつであることが良く分かる毎日を生きています。今日はシリア映画「ナツメヤシの血」のシナリオライターからのメールで1日が始まりました。映画を見た時に、セリフの一言一言は魂表すセリフばかりでした。このような民族が何故これ程苦しい経験をしなければいけないのかと、世の不条理さに憤りや怒り、悲しみを感じ、やり場のない苦しみを感じました。そしてこのようなセリフを創る方にお会いしたい気持ちが生まれました。早速お手紙を書きましたが中々連絡先が見つけられずにいましたが、やっと最近連絡が取れるようになったのです。今日は長いお手紙を頂きました。シリアの現実を読ませて戴き、まるで胸に爆弾でも投げ込まれたと表現したくなるような衝撃を受け、胸が痛みました。毎日が戦争で、人が亡くなっていくシーンは毎日見る光景となってしまったと書かれていました。死はいつも背中合わせで今日が最後という毎日を生きていること、そして死は人生の終わりではなく、苦しみの終わりとの表現に胸は張り裂けんばかりに痛みました。人間は苦しむ為に生まれてくる存在でもなく、人間の生命のはたらきや、魂、心、精神のはたらきを考えますと、計り知れないはたらきと共にどこまでも可能性が広がっていく人生を生きていける存在であります。そう生きられない社会は、何としても一刻も早く変えたいと切に願います。内面が拓かれること、愛に満ちることは取り巻く環境が変わります。内面が変わらなければ取り巻く環境は変わりません。私はコンサートという形でありますが、いだきしん先生の即興演奏は内面の解放ですので、一番早い平和への道と見出し、コンサートを開催させて戴いています。一人でも多くの方にご経験頂くことで、世界により伝播すると考えますのでたくさん開催させて戴くようになりました。次はロームシアター京都にて、27日に開催させて戴きます。是非お越し頂けますことを心から願います。ありがとうございます。
六本木/KEIKO KOMA ギャラリーにて