今日はシリア映画上映会と、いだきしん先生のピアノコンサートを開催させて戴きました。8月18日にパルミラを研究し、守り続けてきた方がISにより斬首されお亡くなりになったご命日に、その方を中心とする、シリアで起こった事実を映画化した「ナツメヤシの血」という映画の上映会にご招待頂きました。魂の台詞、シリア人のアイデンティティそのままを感じるセリフに、胸は動きっぱなしでした。涙、涙、涙でした。これが現実で起こっていると考えると気が狂わんばかりに、居てもたってもいられず、何とかするのが人間だと強い意志が立ちました。その日からシリアへ支援物資を送る準備が始まりました。経済制裁されていますので、前回レバノンに送った支援物資の船会社はシリアには運航していなく、船会社を見つけることから困難な道のりが始まりました。やっと準備が進み横浜港に荷物を運んだにも関わらずスエズ運河での船舶の運行見合わせとなり、直前にし、送ることができずにいます。大変ショックな状態でしたが、めげる時間があればやることがあるという気持ちで取り組んでいます。今日も映画を2本見せて頂き涙無くして見れませんでした。シリア人の心、生き方、魂、精神現わる作品に感動し、このように悲しみがあっても多くの人に伝えようとし映画化した方々の気持ちを考えると、私達はやることを見つけ、平和の為に尽くしていかなければいけないと強い意志が立つのです。今日は最後にいだきしん先生の演奏がありましたので胸が解放され、苦しみ悲しみは光に包まれました。シリア大使ご夫妻もご参加くださり「シリア人の魂が報われた」とおっしゃってくださいました。いだきしん先生のはたらきがそのまま分かる大使でございます。感性豊かな民族を破壊していくものは、人間が生きる世界にあってはならないのです。皆で精神立ち、真表し、真の時代を切り拓いていくことに尽くさなければいけない時です。今日の経験は、余りにかけがえのない経験でした。悲しみこの上ないことです。そして、いだきしん先生の存在があるから生きていけます。もっと多くの方に伝えていかなければならないと、新たに強い意志が立ちました。ありがとうございます。