拠点がある盛岡の地にやって参りました。毎月通わせて戴いていますので、今となっては馴染んだ土地となっています。木々、山々、川、風、全ては清々しく透明感がありこの地にいると詩が生まれます。思い起こせばこの地に家を作ったのは、「ここでなら詩が書ける」と生まれた気持ちから実現したのです。もちろん様々な目的もあり作っていますが、決まった瞬間に生まれた言葉はこの言葉だったのです。宮沢賢治さんの地でもあります故かと考えますが、岩手県の空や風に触れると詩が生まれてくるのです。そして詩や文学の香りがしてとても心が豊かになります。私は詩を書くことで生きてきましたので、詩が書ける所はとても好きです。東北の復興支援の拠点として作りましたので詩と文学の香りがするこの地にて詩を書き、多くの人と詩を楽しむ豊かな機会を作ることは、心豊かに養われますので国創りに繋がると見えます。好きな事をし、良い国を作る働きができれば幸いです。今日は岩手県とのご縁について色々考えました。不思議なくらいご縁がある地と改めてわかりました。ここに導かれた理由はこれから実現する未来に現れると見え、この地にて復興支援活動を継続し、きちんとやっていこうと気持ち新たにし本日は東北センターにて二つの講演会をさせて戴きました。この地でより語れないことがあることはとても嬉しく感じています。来月には盛岡にて、いだきしん先生のコンサートがございます。また今月22日は仙台にて、いだきしん先生のコンサートがございますので、東北の地に生きる方々にいだきしん先生に出会って頂けますよう心から願い、日々表現させて戴けますことに感謝致します。私が余命2ヶ月の生命が助かり人間としどう生きていくのかを本音で生きることで分かったように、いだきしん先生との出会いは人生を大きく拓いてくれます。生きることで人間とは何か、生きる意味を自らわかっていけるのです。多くの人はこのように表現するとすぐに宗教と敬遠しますが、信じるものもなく教えもなく自らわかっていける経験は宗教にはなり得ず、何にもなり得ないのです。自ら気づき、わかり、自らが生きる道を作っていけるのが人間であるのです。人間が人間となれば良い世界は作られると考え、人間としどう生きるかは常に考え、人間として成長し続け生きていきたいと願います。多くの人と心豊かに生き、皆で生きる意味を深めていければありがたいです。そして世界が平和になっていきますように皆で力を合わせ生きていければと心より願います。ありがとうございます。
盛岡/NPO高麗東北センターにて