ロシアから帰ってきた作品に久しぶりにお会いしました。送り出した時のことを思い出します。別れた同胞探しが始まり、ロシアへ行き、拠点となるギャラリーを作りました。オープンして2ヶ月後にはコロナウィルス感染拡大により、ギャラリーがある建物は封鎖されました。閉めることよりなく、ギャラリーは閉めましたが、私は、救われた思いでした。作品は日本へ運ぶ手段が閉ざされ、一年後にやっと帰ってきました。不運な巡りのように思えることですが、私には大いなる働きかけとより考えられない展開でした。同胞との出会いの印を表したペンダントや様々な作品に再び会え、これから同胞との出会いが生まれると予感しました。モスクワのカフェ展開の話もコロナ禍にあり中断しましたが、私には大いなる働きかけとより考えられず、感謝しています。本来の流れに沿わない動きは絶えていくのです。一見うまくいかないように見えても、最終的には助かっていることがわかり感謝よりない人生を生きてきました。ロシアでの活動も今は中断していますが、最終的には大いなる働きかけを受けたままの実りが生まれると見えています。ありがたい人生です。常に生命に偽りなく、本音で生きていれば働きかけに満ちています。皆が生きていける道を作る生き方ができます。誰かが犠牲になるあり方は最後まで続きません。本音で生きる人生の素晴らしさに感謝しながらロシアから帰ってきた作品に再会でき、今後の同胞との出会いの予感に心ときめきます。ありがとうございます。
表参道/高麗恵子スカイロケットセンターにて