心模様作品展
子供の頃から庭のようにし歩き、遊んでいた吉祥寺の商業施設にあるギャラリーにて久しぶりに心模様作品展を開催させて戴きました。偶然にも親戚の文具店があった場所でした。今はなくなっていましたが、私は今もあると思い、懐かしい気持ちで行ったのです。時が過去に戻ったようで、いだきしん先生に出会う前の10代の頃のことが昨日のように思い出されました。つくづく人間の人生を考えました。文具店を営んでいた親戚の私と同じ歳の男の子が自殺をしたので、私はどんなに苦しくても生きていかねばならないと心に誓い、2度と自殺を考えることなく生き、いだきしん先生に出会えたのでした。私は今もこうして生きていることができ、こうして作品展を開催させて戴いていますことの不思議さや巡りを考えました。いつも私にはやることがあると感じて生きてきたのです。今もやることがあると感じ、常に能力を上げ、世界に役立ちたく生きています。今日は古巣に戻り、当時と同様に人生これからと本気で考え生きている自分を自覚しました。作品展にて異空間が立ち上がりました。新しい世界を作ることが必要であることを身にしみ感じる日でした。それも夢と希望がある新しい世界が必要と考えます。マーブリングをした反物を展示すると、パリやスペインにて展示した時のことが空気までも蘇ります。出会いを待つときめきがそのまま蘇ります。パリでは少しの休憩時にコーヒーをいただく時でさえ、こうしている間にも出会いを待つ魂がいると感じ、涙ながらに外へと向かい歩き出したのでした。生涯で一度の出会いが起こりますようにと心の底から願ったのです。皆で休む間もなく、動員し続けました。言葉も通じないのに、出会いは生まれます。出会いは言葉でなく魂で出会うことを異国の地にて経験しました。今も思い出すだけで涙滲みます。吉祥寺でも出会いが起こりますように。。。人生一度の出会いです。
六本木/KEIKO KOMAギャラリーにて